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AGAとは
AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。
思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。
脱毛部には、DHT(ジヒドロテストステロン)が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。十分に育たない、細い短い髪の毛が多くなると全体として薄毛が目立つようになります。
注)直径1インチの円内(5.1cm2 / 500円玉位)の平均毛髪数変化 試験前平均毛髪数=903本
治療薬の効果
AGAは進行性ですので、何もせずに放っておくと髪の毛の数は減り、徐々に薄くなっていきます。この薄くなっていくのを抑えるのも、AGA治療では重要です。
AGAの発症には、男性ホルモンの影響が大きいということが分かっています。治療薬「フィナステリド」は、男性ホルモンの働きを抑制し、抜け毛を予防する働きがあります。副作用は、大変低いとされていますが、まれに性欲減退や性機能低下が起こるという報告もあります。もし、このような症状が起こった場合には、内服を中止すると症状は改善するので安心です。
AGAの特徴は?
こんな人は要注意!自己チェックしてみましょう。
AGAの治療薬
AGA治療薬には飲むタイプと頭皮につけるタイプがあります。
タイプ | 治療薬 |
---|---|
飲むタイプ | フィナステリド(プロペシアのジェネリック医薬品) |
頭皮につけるタイプ | ミノキシジル(商品名:ロゲイン) |
☆☆☆クリニックはどちらもお取り扱いがございます☆☆☆
アフターケア・注意事項
- 治療薬の服用は、食事に関係なく1日1回の内服で6ヶ月以上飲み続けることで効果がみられるといわれています。しかし、自己判断で治療を中止したり、誤った使い方をすると、副作用が起こりやすくなることもあるので、必ず医師と相談しながら内服するようにしましょう。
- AGA以外の円形脱毛症や薬剤による脱毛症や女性に対しての薄毛治療には効果ないとされています。特に妊娠中の女性が服用すると、お腹の中にいる子供の発育に影響を及ぼす恐れがあるとされていますのでご注意下さい。
- フィナステリドを服用される方で、まれに性機能低下(勃起不全・性欲減退・精子の減少)が現れるといわれていますが、服用を中止することでほとんどは元通りになります。
- 前立腺がん検診を受ける予定の方は、フィナステリドの服用を医師にお知らせ下さい。(フィナステリドの成分は、前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させます。したがって、測定したPSA濃度は2倍の値を目安にして評価して下さい)